[速報] シームレスにプロジェクトの状態を一元管理するCI/CD の統合サービスAmazon CodeCatalyst (preview) が発表されました!#reInvent
ラスベガスから現地参加しております CX 事業本部の me です。
12/01 の Warner Vogels キーノートで の Keynote で Amazon CodeCatalyst (preview)が発表されたので速報をお届けします!
Amazon CodeCatalyst とは
CI/CD の統合サービスである Amazon CodeCatalyst は、開発チームが AWS 上でアプリケーションのプランニング、開発、コラボレーション、実装、リリースをスピーディかつ簡単に行い、開発ライフサイクル全体の摩擦を軽減することができるようにします。
アプリケーションコードだけでなく、アプリケーションの開発およびデプロイをサポートする共有プロジェクトリソース、課題追跡、招待メールによるコラボレーション、自動化ワークフローなどの足場となるブループリントが本日新たにリリースされた Amazon CodeCatalyst のプレビューで利用できクラウド開発およびリリース作業を加速させるために役立ちます。
詳細な利用方法は以下の公式ブログから確認いただけます。
CodeCatalyst が解決する問題
新しいプロジェクトが始まる際のさまざまなセットアップには時間がかかるものです。ツールやライブラリ、プログラミングフレームワークを自分のローカル開発環境あるいはまったく新しいマシンにインストールしたり、ソースコードレポジトリの作成や Jira、Confluence、Jenkins などの共有ツールのセットアップ、ビルドパイプラインなどの自動化ワークフローの設定、テスト環境の構築などさまざまな作業を行う必要がありました。
開発環境とビルド環境の日々のメンテナンスは、チームの貴重な時間とエネルギーを消費し、また、情報を共有し一つの場所に整理するためのツールがなかったためチーム間のコラボレーションにも労力がかかっていました。
最近、開発者と話しているとモダンな開発がさらに複雑になっていると感じるという声をよく耳にします。これは、最新のフレームワークやライブラリ、ツール、クラウドサービス、継続的インテグレーションとデリバリーパイプライン、その他多くの選択肢を選択し設定しなければならず、それらすべてがより良いアプリケーションを提供するために連動する必要があるためです。
かつては 1 台のマシンで 1 人の開発者が管理できたものが今では意思決定とトレードオフの広大でダイナミックかつ複雑なネットとなり、分散したチーム間でこれらすべてを調整する必要があるためさらに困難になっています。
CodeCatalyst は、ユーザーとチームが迅速にプロジェクトを開始できるように、言語またはツールベースのプロジェクトブルーペイントを提供します。プロジェクト ブループリントからプロジェクトを作成すると、サンプルコードを含むソースリポジトリ、ビルドスクリプト、デプロイアクション、仮想サーバーまたはサーバーレスリソースなどのリソースがプロジェクトに付属しています。スペースとプロジェクトの管理者は、プロジェクト リソースの作成、表示、更新にアクセスできるチーム メンバーを管理できます。
主な機能
- プロジェクトのリソースを設定するブループリント機能:新しいプロジェクト 土台だけでなく、機能の自動デプロイとリリースのために必要なリソースも含まれます。
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オンデマンドのクラウドベースの開発環境:個人やチームのために一貫した開発環境を簡単に複製することができます
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課題管理:コミット、プルリクエスト、デプロイにまたがる変更点の追跡が可能です
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ダッシュボード:コミット、プルリクエスト、テストレポートなど、プロジェクト活動のフィードを表示します
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柔軟かつ管理されたビルドインフラストラクチャを使用した自動ビルドおよびリリース(CI/CD)パイプラインを簡単に設定します
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電子メールでプロジェクトに参加するよう他のユーザーを招待することができます
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統一された検索機能により、ユーザー、課題、コード、その他のプロジェクトリソースから探しているものを簡単に見つけることができます
利用可能なリージョン
Amazon CodeCatalyst は US West (Oregon)リージョンのみでプレビューでの利用が可能です
制限など
主な制限は以下です
- アカウントに登録できる最大スペース数: 10
- ユーザーが 1 月間に作成できるスペースの最大数: 10
- 1 つのスペースの最小 AWS アカウント数: 1
- 1 つのスペースに所属できるプロジェクトの最大数: 1,000
- 1 人が所属できるプロジェクトの最大数: 1,000
機能別の細かい制限や規則は以下の公式ドキュメントを参照してください。